ヘルニコア注射の簡単な説明とおおよその手術費用について

みなさんは腰痛、ヘルニアを治す新治療薬『ヘルニコア(コンドリアーゼ)注射』とはどのようなものか知っていますか?

2018年に発売になったばかりで、ヘルニアの治療法としては切開手術やブロック注射に比べて知名度は低く、一般的にはあまり知らていないように思います。手術例も少ないと思いますので初めて聞いたも多いのではないでしょうか?

私自身も、たまたまネットに出ていたヘルニコア新発売の記事を見て知りましたが、内容に乏しく、他のネットを調べてもあまり詳しい情報が出てきませんでした。

特にヘルニア手術を施術してくれる病院や手術の体験談等の情報

が全くと言っていいほどありませんでした。

なので、自分の体験や思いを中心にこのサイトを作ってみようと思った次第です。

一応、念のため断っておきますが、私は医者でも医療関係の専門家でもありません。ただのヘルニア持ち患者なんで、私が調べたり、先生に聞いたりした内容をもとに自分の考えと感想を交えて書いています。私の勘違いや間違いがある可能性もありますから、あくまで参考として読んでいただければと思います。

さて、このヘルニコアというものは薬剤の商品名で、

●製造会社

生化学工業

●正式な商品の名称

ヘルニコア椎間板注用1.25単位(HERNICORE 1.25units for Intradiscal inj.)

というものです。

ちょっと言いにくいような、なんか覚えにくい感じがします。「ヘルコニア」じゃないですよ「ヘルニコア」です。私は最初は覚えにくくて、間違って覚えてました(笑)

ヘルニコアは有効成分である『コンドリアーゼ』という酵素が作用することにより、椎間板組織を変化させ、最終的にヘルニアの痛みの症状(神経への圧迫)を軽減させて改善する薬となっています。

このヘルニコア薬剤のもう少し詳しい説明については別の記事で紹介しますので、ここでは概要程度にしておきます。

あと、気になるお値段の方ですが、予想に反して比較的安い感じです。

●価格

1瓶 81676円

新薬ということで、どんだけ金かかるんやろう?とびびってましたが、しっかりと健康保険の適用ができるため、貧乏な私でもなんとかなりそうな金額でホッとしました。尚、この表示価格は健康保険適用前のものですので、手術時に実際に支払う費用は3割負担となるんでもっと安くなります。去年新発売されたばかりではありますが、健康保険の対象になっているのはありがたく、同時に安心感もありますね。

但し、手術例が少ないのも確かですのでリスクがゼロというわけではないです。長期的な視点では想定していないことが起こるかもしれません。ヘルニコアのリスクを示したサイトも少しありましたので、気になる方は検索してみてください。

ただ、これらは言い出したらキリがありません。どんな手術でも多少のリスクは必ずありますので最後に決断するのはあなた次第です。先生やいろんな人の意見などを参考にされながらヘルニコア手術を受けるかどうか判断していただければいいと思います。

あと、この手術は基本的には入院しなくてもできます。拘束は2~3時間程度なので、比較的短時間で終わります。

もちろん、手術後の状態や病院や先生の判断がありますので、もっと長くなることもありますし、前提として1泊入院する病院もあるようです。これについては直接病院に問い合わせてみるしかないです。

因みに、一例として手術当日の概要や実際に支払った金額を書いておきます。

手術した病院は兵庫県立尼崎総合医療センターの整形外科で、

8:45頃から受付

9:00 手術開始

9:30 手術終了、ベッドで安静

10:30 歩行可能、経過観察で院内待機

11:30 経過観察終了、会計

12:00 帰宅

流れとしてはこんな感じでした。

会計時に、支払った金額は

『38250円』

でした。

国保の本人3割負担で外来日帰り手術、入院もなしでした。

ただ、手術終了後、領収書を見てちょっと気になったのはヘルニコア薬剤の量が『0.8瓶』となっていたことです。

1瓶単位の使用やと思うんやけど残りはどうするんやろう?まさか置いといて別の患者さんに使うこともないでしょうしね(笑)

もしかしたら、ヘルニアの症状や大きさによって薬剤の使用量を調整するのかもしれませんね。まあ、そんな細かいこといちいち先生に聞いたりしにくいですし、わからなくてもいいんですけどね。

ただ、残ったんなら記念に瓶ごともらいたかったな。

まあ、どうせ今時ごちゃごちゃやかましい世の中やからあかんて言われたやろうけどね。

それはさておき、一応、参考に領収書と明細書の画像を貼っておきますんで。

あと直接関係ないんですが、ちょっとびっくりしたのが、クレジットカードで払えたことです。

時代は進んでるんやなあと感じた瞬間でした。

今でも小さい病院などは現金のみなので、少しでもクレカで節約できるんは有り難いですね。

高額医療費で一部返還もできそうですし、今回は個人的に入っていた医療保険も支払い対象になったので実質負担は少なくて済みそうです。

これらの詳細についてはまた別の記事で書くことにしますので、とりあえず、ヘルニコア注射のおおまかな説明についてはこのへんで置いとくことにしますね。